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平静~a story puzzle~
出演: 世希
叶慧
波璃
ぁさがぉ
+。::゚。:.゚。+。 +。::゚。:.゚。+。 +。::゚。:.゚。+。 +。::゚。:.゚。+。 +。::゚。:.゚。+。
兎がいきなり道路に飛び出してきたんだ・・・
俺はがらでもなく助けたくなって
トラックはすぐそこまで来ていて
大きなクラクション音の後、耳障りなブレーキの音を聞いた
まるまる太っていて・ふわふわの兎を腕の中でしっかり抱えて
その次見えたのは真紅の・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・血??
━━━━平静~a story puzzle~━━━━
バシッ!!
頭を何かに叩かれた
「っいってな・・・。」
世希が目を開けるとそこには叶慧が丸めた教科書を持って立っている
-なんの変わりばえない平凡な日常 当たり前の光景-
「・・・・お前は教師かっ。」
「違うしっ!!世希ちゃんさぁー、まだ一限目も始まってなのに寝るって大丈夫??」
「心配ご無用ですよ。 お前に心配されるほど俺は「世希君ー!!」
息を弾ませながら波璃が走ってきた。
叶慧はハッ!!としたかのように急いで髪を整えている。
「あっ!!おはよう波璃ちゃんw」
(ん?態度違いません? なんで今日はこんなに騒がしいんですかね・・・)
「次は波璃ですか・・・。何??」
「ハァ・・ハァッ。 ねぇねぇ!!転校生来るって聞いた?!
しかも僕らのクラスに入るらしいよ!!」
「はぁ・・。興味ないですね。眠い・・・・」
また寝ようとした世希に叶慧の一撃がヒット!!!
ピキッ。
「・・・・殴ってもいいですか?」
「あわわッ!!世希君駄目だよ”叶慧ちゃんも止めようよ!!」
「・・・・。」
「ゴメンね波璃ちゃん。。あたしつい・・」
(あっ、また上目使い。 波璃もまんざらじゃなさそうですね)
顔を赤らめている波璃を叶慧が攻め続ける
「波璃ちゃんって優しいね。あたし波璃チャンのそういう所好きだよw」
波璃の顔はもう真っ赤になっていてこの事態をどう対処していいのかわからなくてオドオドしていた
一方叶慧も波璃の様子があまりにもわかりやすく変わるので、つられて頬を赤らめていた
それからたった5秒の時間が10分のように感じていたのは2人だけで
世希はなんだこのピンク色の馬鹿2人は。とどうでもいい目をしてる。
♪キーコーン カーンコーン♪
「はっ!!じゃぁ、あっあたし席戻るねっ!」
「僕もっっ!!では。」
2人は足早に去っていった
(アホみてぇ)
髪をクシャッとして、窓から入ってくる風に髪をなびかせた
(ふぅー。。 ん??)
耳に触れた時初めてピアスがなくなっているのに気が付いた
(困りました・・。放課後波璃を使って探さないと)
放課後ピアスを探すために、体力を温存しようと世希が寝ようとした頃
教室のドアが開く音がして 2人の足音・・・・いや、3人目がいる
眠りモードに入っている重い上半身を起こして見てみる。
担任と同じ制服を着ている男 転校生だろか・・・・
あと も う 1人・・・・??
ガバッ!!!
「あ・・・・・・っ え!?」
「どーしたの世希君!?
波璃が心配そうに世希を見た
「お前・・・・・あの女って誰だ!?」
「・・・・・・・・??」
困った顔で波璃は世希を見つめている
「世希君なんかしゃべってよ!!本当にどうしちゃったの!?」
すでに波璃の目には涙が溜まっている
(うそだろ!!俺の声が聞こえてない・・・?!
なにがいったいどうなってるんだ!!
あの女がなんなんだよ!?)
+黒い翼に髑髏のついた尾+
+そのパーツに不似合いなふわふわで桜色の髪+
+少したれ目の目+
+耳には枯れかかった真っ黒で大きな花ピアス+
ゆっくりと世希に近づく
コツッ・・・ コツッ・・・ コツッ
世希の目の前で止まり、天使のように微笑む
手を差しのべながら
(わけがわからねーよ!!オイッ・・・・!)
頭を抱えた
ヌルッっとした生暖かいものが世希の頬・髪・手・そして全身へと流れ落ちてゆく
ポタッ・・・・・・。
ポタッ・・・・・!
全ての色が真紅一色となって世界を映した
「じゃぁ、行こうかw」 ニコッ
「 え・・・・・・・・・・・・・・・ッ?? 」
ピッ!_____ザァァァァァァァァザァァアァ_______________________________________________ザァァァァァアアアザァ_______________
いつ、どこで、何が起こるかわからない
肉体は消えてしまっても
人の記憶に残るような生き方をしたい
ちゃんと毎日の歯車を回していた人でありたい
それは 一見簡単そうに見えて雲の上に乗ること以上に困難なことなんだ
だから人間は 声が出るのだろう
文字が書けるのだろう
目があるのだろう
━光のように美しく生きていたい━
数日後、俺の妹がまるまる太った兎を拾って帰ってきたらしい。
1つ不思議に思った事は、兎の耳に蝶の飾りつきピアスをしていたこと
その兎があの事故の兎だったってことは俺だけが知っている
耳の蝶はキラキラと光っていて気持ちよさそうに飛んでいた*。゚.o。
●後書き
読んでいただいて有難うございました。
芽きゃべつの最近の切なる願いを込めました。
。+.゚ 光のように美しく。+.゚
愚痴や悪口・陰口大嫌いです。
人間はもっと優しくなれたらいいのに。と思います。
そして出演してくださった3方有難うございました!
世希様ちょっと酷い死なせ方だったと思います↓
ごめんなさい。
世希君小説内での誰かのために命をはれるということは現実ではなかなかできないことで、でも、凄く凄く心が動く行動ではないでしょうか?
3方のおかげで芽きゃべつは挫けず書くことが出来ました。
今回ぁさがぉは名前出てこず、文章で表してみました。
こんな小説でよかったらコメント・感想いただけると嬉しいです。
では、次のUPでお会いしましょう!!
作:芽きゃべつ
叶慧
波璃
ぁさがぉ
+。::゚。:.゚。+。 +。::゚。:.゚。+。 +。::゚。:.゚。+。 +。::゚。:.゚。+。 +。::゚。:.゚。+。
兎がいきなり道路に飛び出してきたんだ・・・
俺はがらでもなく助けたくなって
トラックはすぐそこまで来ていて
大きなクラクション音の後、耳障りなブレーキの音を聞いた
まるまる太っていて・ふわふわの兎を腕の中でしっかり抱えて
その次見えたのは真紅の・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・血??
━━━━平静~a story puzzle~━━━━
バシッ!!
頭を何かに叩かれた
「っいってな・・・。」
世希が目を開けるとそこには叶慧が丸めた教科書を持って立っている
-なんの変わりばえない平凡な日常 当たり前の光景-
「・・・・お前は教師かっ。」
「違うしっ!!世希ちゃんさぁー、まだ一限目も始まってなのに寝るって大丈夫??」
「心配ご無用ですよ。 お前に心配されるほど俺は「世希君ー!!」
息を弾ませながら波璃が走ってきた。
叶慧はハッ!!としたかのように急いで髪を整えている。
「あっ!!おはよう波璃ちゃんw」
(ん?態度違いません? なんで今日はこんなに騒がしいんですかね・・・)
「次は波璃ですか・・・。何??」
「ハァ・・ハァッ。 ねぇねぇ!!転校生来るって聞いた?!
しかも僕らのクラスに入るらしいよ!!」
「はぁ・・。興味ないですね。眠い・・・・」
また寝ようとした世希に叶慧の一撃がヒット!!!
ピキッ。
「・・・・殴ってもいいですか?」
「あわわッ!!世希君駄目だよ”叶慧ちゃんも止めようよ!!」
「・・・・。」
「ゴメンね波璃ちゃん。。あたしつい・・」
(あっ、また上目使い。 波璃もまんざらじゃなさそうですね)
顔を赤らめている波璃を叶慧が攻め続ける
「波璃ちゃんって優しいね。あたし波璃チャンのそういう所好きだよw」
波璃の顔はもう真っ赤になっていてこの事態をどう対処していいのかわからなくてオドオドしていた
一方叶慧も波璃の様子があまりにもわかりやすく変わるので、つられて頬を赤らめていた
それからたった5秒の時間が10分のように感じていたのは2人だけで
世希はなんだこのピンク色の馬鹿2人は。とどうでもいい目をしてる。
♪キーコーン カーンコーン♪
「はっ!!じゃぁ、あっあたし席戻るねっ!」
「僕もっっ!!では。」
2人は足早に去っていった
(アホみてぇ)
髪をクシャッとして、窓から入ってくる風に髪をなびかせた
(ふぅー。。 ん??)
耳に触れた時初めてピアスがなくなっているのに気が付いた
(困りました・・。放課後波璃を使って探さないと)
放課後ピアスを探すために、体力を温存しようと世希が寝ようとした頃
教室のドアが開く音がして 2人の足音・・・・いや、3人目がいる
眠りモードに入っている重い上半身を起こして見てみる。
担任と同じ制服を着ている男 転校生だろか・・・・
あと も う 1人・・・・??
ガバッ!!!
「あ・・・・・・っ え!?」
「どーしたの世希君!?
波璃が心配そうに世希を見た
「お前・・・・・あの女って誰だ!?」
「・・・・・・・・??」
困った顔で波璃は世希を見つめている
「世希君なんかしゃべってよ!!本当にどうしちゃったの!?」
すでに波璃の目には涙が溜まっている
(うそだろ!!俺の声が聞こえてない・・・?!
なにがいったいどうなってるんだ!!
あの女がなんなんだよ!?)
+黒い翼に髑髏のついた尾+
+そのパーツに不似合いなふわふわで桜色の髪+
+少したれ目の目+
+耳には枯れかかった真っ黒で大きな花ピアス+
ゆっくりと世希に近づく
コツッ・・・ コツッ・・・ コツッ
世希の目の前で止まり、天使のように微笑む
手を差しのべながら
(わけがわからねーよ!!オイッ・・・・!)
頭を抱えた
ヌルッっとした生暖かいものが世希の頬・髪・手・そして全身へと流れ落ちてゆく
ポタッ・・・・・・。
ポタッ・・・・・!
全ての色が真紅一色となって世界を映した
「じゃぁ、行こうかw」 ニコッ
「 え・・・・・・・・・・・・・・・ッ?? 」
ピッ!_____ザァァァァァァァァザァァアァ_______________________________________________ザァァァァァアアアザァ_______________
いつ、どこで、何が起こるかわからない
肉体は消えてしまっても
人の記憶に残るような生き方をしたい
ちゃんと毎日の歯車を回していた人でありたい
それは 一見簡単そうに見えて雲の上に乗ること以上に困難なことなんだ
だから人間は 声が出るのだろう
文字が書けるのだろう
目があるのだろう
━光のように美しく生きていたい━
数日後、俺の妹がまるまる太った兎を拾って帰ってきたらしい。
1つ不思議に思った事は、兎の耳に蝶の飾りつきピアスをしていたこと
その兎があの事故の兎だったってことは俺だけが知っている
耳の蝶はキラキラと光っていて気持ちよさそうに飛んでいた*。゚.o。
●後書き
読んでいただいて有難うございました。
芽きゃべつの最近の切なる願いを込めました。
。+.゚ 光のように美しく。+.゚
愚痴や悪口・陰口大嫌いです。
人間はもっと優しくなれたらいいのに。と思います。
そして出演してくださった3方有難うございました!
世希様ちょっと酷い死なせ方だったと思います↓
ごめんなさい。
世希君小説内での誰かのために命をはれるということは現実ではなかなかできないことで、でも、凄く凄く心が動く行動ではないでしょうか?
3方のおかげで芽きゃべつは挫けず書くことが出来ました。
今回ぁさがぉは名前出てこず、文章で表してみました。
こんな小説でよかったらコメント・感想いただけると嬉しいです。
では、次のUPでお会いしましょう!!
作:芽きゃべつ
PR
COMMENTS
こんばんは。
短編小説の執筆、お疲れ様でした!
言葉・表現の一つひとつから
芽きゃべつ様の優しさが伝わってくるようで
心が温かくなりました。
誰かのために命をはれる、という行為は
確かにとても難しく、そして美しいですよね。
酷い死なせ方、なんておっしゃらないで下さい。
そんな素敵な役目を我が子にさせていただけた事
とても嬉しく思っています^^
とても拙い文での感想となってしまい申し訳ありません;
では、乱文失礼いたしました。
短編小説の執筆、お疲れ様でした!
言葉・表現の一つひとつから
芽きゃべつ様の優しさが伝わってくるようで
心が温かくなりました。
誰かのために命をはれる、という行為は
確かにとても難しく、そして美しいですよね。
酷い死なせ方、なんておっしゃらないで下さい。
そんな素敵な役目を我が子にさせていただけた事
とても嬉しく思っています^^
とても拙い文での感想となってしまい申し訳ありません;
では、乱文失礼いたしました。
無題
光のように…私もそうであれたら、と思います。
ココロの奥に陰があって、その陰をとりはらう事が出来なくて。
こんなんじゃ人のために行動するなんて出来ない。人の役には立てないかもしれないけど、自分なりに精一杯生きていきたい。頑張ってる人って輝いてるから、ちょっとでも輝いていたいなぁって(笑)
なんか言葉が変だけど、小説を読んだ感想です☆
光のように…私もそうであれたら、と思います。
ココロの奥に陰があって、その陰をとりはらう事が出来なくて。
こんなんじゃ人のために行動するなんて出来ない。人の役には立てないかもしれないけど、自分なりに精一杯生きていきたい。頑張ってる人って輝いてるから、ちょっとでも輝いていたいなぁって(笑)
なんか言葉が変だけど、小説を読んだ感想です☆
by パットゥン EDIT
2006.10.18 Wed 21:10
2006.10.18 Wed 21:10
こんばんわ。
こんばんわ。短編小説、読ませていただきました。
(モデル結果発表の方にコメントできなくて本当にすみませんでした・・・;;
PCにウィルスが入りまして、セットアップ前の最後のINなのです)
最初のほのぼのした雰囲気が個人的にツボです。
小説内に「死んだ」という言葉を出さずに、ザーという雑音でそれを表しているところは凄い、と感じました。
最後のところで、確かに死んでしまったら誰かの記憶の中でしか生きられないな、と思いました。
こんな素敵な小説に我が子を出演させて頂き、本当にありがとうございました。
そして遅くなりましたが、小説モデル審査の方もお疲れ様でした。
それでは、短文乱文ですが失礼致します。
こんばんわ。短編小説、読ませていただきました。
(モデル結果発表の方にコメントできなくて本当にすみませんでした・・・;;
PCにウィルスが入りまして、セットアップ前の最後のINなのです)
最初のほのぼのした雰囲気が個人的にツボです。
小説内に「死んだ」という言葉を出さずに、ザーという雑音でそれを表しているところは凄い、と感じました。
最後のところで、確かに死んでしまったら誰かの記憶の中でしか生きられないな、と思いました。
こんな素敵な小説に我が子を出演させて頂き、本当にありがとうございました。
そして遅くなりましたが、小説モデル審査の方もお疲れ様でした。
それでは、短文乱文ですが失礼致します。
by コゲトメ EDIT
2006.10.19 Thu 19:05
2006.10.19 Thu 19:05
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